12月に入り定例県議会があり、忘年会が連日入りで時間の整理も頭の整理もつかない状態が続き、ブログの書き込みもままなら無い。
今国会で議員立法として、日本でカジノ(賭博場)を認めるかどうか?法案が提出され、衆議院の委員会で審議か通過、参議院の委員会に廻されている。自民党内にも一部慎重派がいるし、連立与党の公明党でもまとまらない、日本維新の党は賛成の提案者で、大阪での万博も地域活力の創出のため(オリンピックも誘致計画した海辺の埋立地の活用)積極推進を図っている。民進党にも賛成する議員もいるもだろうが「カジノ依存症対策」が盛り込まれていないので反対を叫んでいる。急に出てきた問題のように何故急ぐのか?と反対の理由ずけにもしているようだが
絶対ダメ!とも言いがたいような空気がある。総合観光施設でホテル・劇場・ショッピングモール・各種レジャー施設などが併設され、「カジノ」は全体に施設面積から見てもほんの3%程度のものであり、雇用や流通経済で社会の活性化に寄与するものだと、その意義には肯定する見解が、安倍総理は党首討論で示されていた。
博打は日本社会でも本来禁じられてきた。「かるた」でさえその起源には博打扱いされていた、「富くじ」もそうだ。今の「パチンコ」だって「スロット」だって、賭け事である。しかし、何かにつけ社会で許されて実質認知され行われているのも現状だ。
日本でやらなくたって日本人も外国へわざわざ出かけて浪費してくる人も随分いる。「ギャンブル依存症」対策も必要かもしれないが、節度ある人格形成に力を入れることこそ必要で、あらゆる社会人としての人づくりにもっと力を入れ、博打の掛け金の限度額を規制するのも一つも方法ではないだろうか?冷静に国ためになる展望を審議して欲しいものだ。