2019年12月17日

やっぱり気になる引きこもり。

元農林水産省の次官を務めたエリート官僚家庭にも子育てで悩み苦労があり、最後は息子さんをたまらず殺傷するという痛ましい事件があり、このほど裁判で懲役6年が下されたとニュースで報じられている。
事件の内容を聞くにつれ審判としては執行猶予が酌量されるのかと思っていたが、これほどまでに知識も良識もある人が何故初期の段階で、しかるべき機関に相談したりの措置を講じなかったのか、その責任を求め今後の事犯の先例とされたのかとも思われる。
確かにその通りで、何事も初期の対応が最も肝要であり、事件事故を未然に防ぐ処方となる。責任感の強い人ほどなんとか自分の力でと表に出さないで内々で解決しようとするのだが、身内や関係者で多くの人がかかわっていればなんとかうまく導かれる場合もあるが、むしろ出口が見つけられない深みにはまることの方が多い。
子供から大人の成人までもの「引きこもり」問題を抱えている人が、国内で100万人に余るといわれているのだが、身内で抱えて解決できる問題ではない。家庭も近所のコミュニティーも「個(プライバシー)」を重視との壁を口実に、人間関係か薄れてしまっているとも思える危機的状態との厳しい認識で、勇気をもって人間関係の回復に努める手立てを考え、早急な処置をする必要がある。
もう待ったなしの重大な課題だ。この国の健全な社会を回復するのは、誰でもない一人一人の倫理観を高め、社会全体で政治行政が責任をもって取り組むべきだ。
posted by 明比昭治 at 10:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする