法務省の主唱する「社会を明るくする運動」として、保護司や民間の協力者と地方公共団体・国との連携で取り組まれているのだが、今年4年ぶりの開催となって、西条地区の大会が7月27日『西条市総合文化会館』であった。
この大会では市内の中学生による「社会を明るくする」主張の応募を募り、各学校から2名の優秀作品応募者20名が表彰され、その中から4名の人が優秀作文として、会場で主張として発表された。
来賓としていつも参加させていただいているのだが、その発表を聞きながらどの子にも感動した。自分を主体として自分の都合ばかりで物事を判断するのではなく、相手の人の立場を理解しその人の身になって考えることの大切さを捉えていた。
まさにロシアがウクライナに軍事進攻し、罪のない人が殺され、防衛の為と言いながら罪のない人を殺すことが繰り返されている。いかに相手を尊重し理解して共存の道を探ることの大切なことを、みんなで理解し合える社会を築き守らなければならないか・・考えさせられた。
みんなで行動しなければならない。
2023年07月28日
2023年07月18日
暑い中連日熱戦展開中、甲子園に向け高校野球。
夏の行事といえばやっぱり熱の入るのが高校野球だ。この3年はコロナ感染症対策のため、大会が中止となったり縮小されたりで、熱が冷めたかのような空気も起こっていたのだが、アメリカ大リークで「大谷翔平」さんの活躍も連日報じられており、やっぱり夏は甲子園に向けての高校野球が地域の元気のもとにもなるものだ。
少子化により学校ごとにチームができず他校と連合チームを作って出場するチームも年々増えているようだが、それでも頑張って野球に打ち込む生徒の姿も応援してあげたいものだ。勝ち負けよりもチームメイトや指導者と一体となって打ち込む姿、頑張る姿、にも尊いものが見て取れる。
暑い中日頃の練習の成果を出さんと選手たちは一生懸命プレーしながら、試合の途中給水タイムもあるのだろうが、グランド整備も全員でしながら取り組んでいる。まさに高校野球ならではの在りようだ。
学生応援団も練習を積んでの球場入りで、大声を出しながら選手に声援を送り、一体となって取り組む姿も青春の忘れられない体験となり、生涯の友との友情も生まれることに繋がるものだ。応援には保護者もいるが、学校の先輩や地域の人も駆けつけ、選手と一体となってゲームに一喜一憂もしている。なんとも言えない空間の時間が休場の中に満ちている。選手の皆さん悔いのない試合を続けてください。
少子化により学校ごとにチームができず他校と連合チームを作って出場するチームも年々増えているようだが、それでも頑張って野球に打ち込む生徒の姿も応援してあげたいものだ。勝ち負けよりもチームメイトや指導者と一体となって打ち込む姿、頑張る姿、にも尊いものが見て取れる。
暑い中日頃の練習の成果を出さんと選手たちは一生懸命プレーしながら、試合の途中給水タイムもあるのだろうが、グランド整備も全員でしながら取り組んでいる。まさに高校野球ならではの在りようだ。
学生応援団も練習を積んでの球場入りで、大声を出しながら選手に声援を送り、一体となって取り組む姿も青春の忘れられない体験となり、生涯の友との友情も生まれることに繋がるものだ。応援には保護者もいるが、学校の先輩や地域の人も駆けつけ、選手と一体となってゲームに一喜一憂もしている。なんとも言えない空間の時間が休場の中に満ちている。選手の皆さん悔いのない試合を続けてください。
2023年07月15日
コロナ感染症再蔓延に最大の注意を!
3年半以上続いた新型コロナ感染症の蔓延だったが、ワクチンなど医薬品の充実や、感染防止の各種対策、何より蜜を避け大声を出さないなどの注意も功を奏し、収まりを見せていたかなと思うが、まだ第9波とも思われる感染拡大状況も見られる。気を付けよう!
だが過敏にとらえすぎるのも如何なのか?国内の人流はある程度還ってきたが、国外への渡航は日本人はまだまだ以前のように回復してはいないようだ。経済状況も円安を含め回復が思わしくないこともあるのだろうが、慎重な性格が表れているのだろう。私もまだ海外旅行を気にせず計画する気分になってはいない。
一方外国の方が日本へ来る数は、コロナ前の8割くらいまで回復し、訪日観光客が各地でにぎわっている姿をよく見かける。先日大阪・京都に出張したが、京都駅では日本人より外国人の方が多く見受けられる状況だった。今、祇園山鉾が運行される祭り期間でもあり、特に外国の観光客が目立ったのかもしれないが、各地の夏の祭りも4年ぶりで通常開催されるということで、観光客も戻ってきているのだろう。このような人の流れが人の心も変え、活力を取り戻してくれることを大いに期待するところだ。
節度ある行動で、賑わいや活気を取り戻すことを願いたい。
だが過敏にとらえすぎるのも如何なのか?国内の人流はある程度還ってきたが、国外への渡航は日本人はまだまだ以前のように回復してはいないようだ。経済状況も円安を含め回復が思わしくないこともあるのだろうが、慎重な性格が表れているのだろう。私もまだ海外旅行を気にせず計画する気分になってはいない。
一方外国の方が日本へ来る数は、コロナ前の8割くらいまで回復し、訪日観光客が各地でにぎわっている姿をよく見かける。先日大阪・京都に出張したが、京都駅では日本人より外国人の方が多く見受けられる状況だった。今、祇園山鉾が運行される祭り期間でもあり、特に外国の観光客が目立ったのかもしれないが、各地の夏の祭りも4年ぶりで通常開催されるということで、観光客も戻ってきているのだろう。このような人の流れが人の心も変え、活力を取り戻してくれることを大いに期待するところだ。
節度ある行動で、賑わいや活気を取り戻すことを願いたい。
2023年07月11日
「石鎚の大糞流し」で梅雨も明ける。
例年7月1日から7月10日は四国の霊峰石鎚山のお山開きだ。6月30日「智」「仁」「勇」の3体のご神体が口の宮(本社)から信者の担ぐ神輿に乗って出御し、中宮(成就社)に運ばれ、7月1日の早朝ご神体は信者に背負われ、鎖の難所も綱にひかれて駆け上がり頂上社を目指し、10日まで間、頂上社に鎮座して信者の禊の行も行われる。そして10日には中宮社迄下山し、翌11日正午頃に口の宮本社へご帰還となる。
この神事に触れるため全国から信者の参拝も賑やかに行われる。昭和年代にはこの10日間に10万人余の登山者がある賑わいがあったが、平成になっては5・6万人となっただろうか・・。さらに令和になってはこの3年間は、コロナ感染症蔓延防止のため、一般信徒による行事は取りやめとなっていた。今年は4年ぶりに伝統ある行事を復活し、催行され多くの参拝者があったようだ。私は残念ながら県議会の定例会開催中ゆえに
お山への参拝はできなかったが、本社での行事参加で会った。無事催行され地域・社会の安全平安を祈願できたことはなによりだ。
さて、いつもこの時期は梅雨時期なのだが、大体お山開きの終わり前後で大雨が降る。これを「石鎚の大糞流し」と言われ、登山者が途中で尿意や便意を催し、トイレも無いので山中で用を足し、お山を汚すこととなったので、大雨を降らしってきれいに流して山の木々の肥やしとして山の再生に役立てている循環社会の在りようを表現した言い方されている。この「大糞流し」があると梅雨が明け夏本番となる。今年も10日の朝には雷が鳴り、大雨が降り、翌11日は朝から入道雲の夏真っ盛りの天候となり、梅雨も明けたようだ。ただ以上に暑いので熱中症にはくれぐれも気を付けなければならない。皆さん御自愛ください。無業息災をお祈りします。
この神事に触れるため全国から信者の参拝も賑やかに行われる。昭和年代にはこの10日間に10万人余の登山者がある賑わいがあったが、平成になっては5・6万人となっただろうか・・。さらに令和になってはこの3年間は、コロナ感染症蔓延防止のため、一般信徒による行事は取りやめとなっていた。今年は4年ぶりに伝統ある行事を復活し、催行され多くの参拝者があったようだ。私は残念ながら県議会の定例会開催中ゆえに
お山への参拝はできなかったが、本社での行事参加で会った。無事催行され地域・社会の安全平安を祈願できたことはなによりだ。
さて、いつもこの時期は梅雨時期なのだが、大体お山開きの終わり前後で大雨が降る。これを「石鎚の大糞流し」と言われ、登山者が途中で尿意や便意を催し、トイレも無いので山中で用を足し、お山を汚すこととなったので、大雨を降らしってきれいに流して山の木々の肥やしとして山の再生に役立てている循環社会の在りようを表現した言い方されている。この「大糞流し」があると梅雨が明け夏本番となる。今年も10日の朝には雷が鳴り、大雨が降り、翌11日は朝から入道雲の夏真っ盛りの天候となり、梅雨も明けたようだ。ただ以上に暑いので熱中症にはくれぐれも気を付けなければならない。皆さん御自愛ください。無業息災をお祈りします。
2023年07月08日
安倍元総理銃撃事件から1年。
昨年の参議院選挙の最終盤奈良市の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説中に銃撃され、犯人はその場で逮捕されたが、安倍元総理は搬送先の病院で死亡が確認された。西条でも6月30日に山本順三参議院議員候補者の応援に駆けつけていただき、暑い中汗をぬぐいながら西条市総合文化会館前の広場で、集まった聴衆に自民党・山本順三・友党公明党の支持を訴えかけていただいた。非業の死から1年を迎えた。
そのおかげもいただき「山本順三」候補は4戦目の当選にも結べたし、自民党も単独過半数の議席を獲得、安定政権基盤を確保できた。しかし、一方ではSNSユーチューブでスキャンダルの暴露記事を発し、知名度を得その上外国にいながら立候補をした「ガーシー」(国会議員を除名され、今は強制帰国させ逮捕拘留中)とかが当選し、国会に出席もしないで歳費を受け取るなど、民主主義の根幹というべき、選挙の在り方が問われるような状況もあるし、さらに昨年秋の衆議院選挙でも、岸田総理が選挙応援の会場に、爆発物が投げ込まれる事件もあり、安倍さんの痛ましい事件が生かされていない社会状況を、我々はしっかり問い直すべきと思う。その意味も込め、自民党愛媛県連では安倍さんの残された様々な功績に敬意を表し、故人のご冥福を祈って、みんなで黙とうをさせていただいた。「美しい日本」づくりの精神を忘れず新たな日本を創りましょう。
そのおかげもいただき「山本順三」候補は4戦目の当選にも結べたし、自民党も単独過半数の議席を獲得、安定政権基盤を確保できた。しかし、一方ではSNSユーチューブでスキャンダルの暴露記事を発し、知名度を得その上外国にいながら立候補をした「ガーシー」(国会議員を除名され、今は強制帰国させ逮捕拘留中)とかが当選し、国会に出席もしないで歳費を受け取るなど、民主主義の根幹というべき、選挙の在り方が問われるような状況もあるし、さらに昨年秋の衆議院選挙でも、岸田総理が選挙応援の会場に、爆発物が投げ込まれる事件もあり、安倍さんの痛ましい事件が生かされていない社会状況を、我々はしっかり問い直すべきと思う。その意味も込め、自民党愛媛県連では安倍さんの残された様々な功績に敬意を表し、故人のご冥福を祈って、みんなで黙とうをさせていただいた。「美しい日本」づくりの精神を忘れず新たな日本を創りましょう。
2023年07月05日
「石鎚黒茶の製造技術」文化庁から『重要無形民俗文化財』に指定をうけた。
令和5年3月22日文化庁から、食文化では徳島の「碁石茶」に続き、昔から西条市で石鎚山ろくで造られ、霊峰「石鎚山」の登山者や、四国遍路のお接待茶としても(独特の酸味を持つ「後発酵茶」)振舞われてきた。
近年は茶畑も減少するし製造する人もなくなりかけていたのだが、何とか継承しようと小松の生活改善グループの婦人たちが伝統の製法を継承しておかなければと数人で取り組み、西条農業高校の先生や生徒が挿し木をしてお茶の木を増やすことに取り組み、また、小会社就労支援施設の団体も製造に取り組んで、消滅を防ごうとしていたところに、この朗報が入った。
ユネスコで日本食「和食」が無形文化遺産に認定され、食文化の見直しが進められているところだが、この認定は歴史が育んだ地方の誇りといえるだろう。西条でも高校生などがこのお茶を守り発展させようと、いろいろな取り組み(クッキーに練りこんだりして製品ずくりにも・・)がされているのだが、できれば素晴らしい地域資源だから行政がまとめ役の中心となって、保存・継承・発展のコーディネートをして、守ってゆくべき財産ととらえるべきと私は提唱したい。西条の豊かな自然や水を生かした、生命の起源を揺り起こすような文化に包まれ、人々の営みが守られるような地域社会の形成に生かされることを期待してやまない。ただ賞をもらって埋もらせてはいけない。
近年は茶畑も減少するし製造する人もなくなりかけていたのだが、何とか継承しようと小松の生活改善グループの婦人たちが伝統の製法を継承しておかなければと数人で取り組み、西条農業高校の先生や生徒が挿し木をしてお茶の木を増やすことに取り組み、また、小会社就労支援施設の団体も製造に取り組んで、消滅を防ごうとしていたところに、この朗報が入った。
ユネスコで日本食「和食」が無形文化遺産に認定され、食文化の見直しが進められているところだが、この認定は歴史が育んだ地方の誇りといえるだろう。西条でも高校生などがこのお茶を守り発展させようと、いろいろな取り組み(クッキーに練りこんだりして製品ずくりにも・・)がされているのだが、できれば素晴らしい地域資源だから行政がまとめ役の中心となって、保存・継承・発展のコーディネートをして、守ってゆくべき財産ととらえるべきと私は提唱したい。西条の豊かな自然や水を生かした、生命の起源を揺り起こすような文化に包まれ、人々の営みが守られるような地域社会の形成に生かされることを期待してやまない。ただ賞をもらって埋もらせてはいけない。