今年は立春が2月4日ではなく2月3日であった。これも地球の自転の関係で時間調整されたものらしい。ものすごい研究をする人がいるものだ。何万年物もの地球や太陽など天体宇宙のことを研究している人のお陰でそんなことが知れるのであるが、深く考えていたら私たち凡人には夜も寝られなくなり、自命をちじめてしまうだろう。うちの孫は2月3日の春分の日が誕生日なのに今年は立春に日となったと不思議がってもいたようだ。
それはともかく愛媛県内の学校では立春の日に「中学校2年生」は『少年式』という行事が行われる。その昔は『元服』という行事で、男の子は大人になる入り口で髷をゆうなど割礼の儀式があったようだが、この風習行事の延長として「立志の決意」をするきっかけにと、各学校ではいろいろな取り組みで、チャレンジ精神も養ったり、地域の中で役立つ自分たちの取り組みはどんなことがるのだろうと考え、取り組む行事を行っている。コロナ感染症対策問題もあり、ちょっと行事がとぎれた感じもあったが、今年は各学校で取り組まれたようだ。最近は個性重視でみんなで一緒に何かをやろうという機会が減ってきているようだが、是非人間力や友情を養う上でも今後とも続けて欲しい学校行事だ。