2025年05月20日

マスク着用の功罪?

コロナ騒動から一定の安定により、感染症対策の扱いも緩やかになり、本人の自覚の行動によるところの要素が強くなっているのだが、最近の感染症はウイルスが強くなり、以前よりは気を使う必要もあるだろう。
マスクの着用については自己の判断に任されていると思われるが、病院などでは院内はマスク着用を強制しているところが殆どのように思われる。一般の会議などではマスクの着用は自由裁量となって、主催者も開催要領にマスクの着用などは記載されなくなっている。
自由裁量ではあるが、かたくなにマスクを着用し、お互いの会話でコミニュケーションをはかっていた姿が、堅苦しく重い雰囲気を醸す状況も見られ、笑顔の対話でコミュニケーションが深まっっていたものが、どことなく他人行儀な雰囲気となっていると思える。
一般の生活場面でのマスクの着用の在り方は、エチケットとしても考えたいものだ。
posted by 明比昭治 at 11:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月09日

米不足・値上がり対策を考える。

今年になってからコメ不足が取りざたされ、販売価格も値上がりし、政府は対策として「備蓄米」を放出したが解決に繋がらず、来年のコメの作付やら流通まで生産者・消費者・販売業者はもとより、政府も右往左往して社会問題となっている。政府統制から自主流通へと扱いの制度も価格の安定面からも気を使いながら、食用や飼料用やら食管制度・農協経済連、輸出入関係などいろいろ絡んで、実態がつかめにくくなっているのだろう。一向に落ち着く気配がない。毎日の主食だから早く落ち着くように政府の手を入れて欲しいものだ。
ところで、主食として麦をもっと取り入れ栄養面での改善にも役立つのだから流通させるべきだ。愛媛では裸麦の生産量が日本一であるが、この際麦を食することによって物価を下げることにも貢献できるではないか。私はこのピンチとチャンスの時局の読みを、政治家や行政に関わる者はしっかりとらえ問題意識をもって取り組み、民生にも経済効果としても安定や発展につなげるべきと考える。
麦が食用とし命を守ってきた歴史もある、江戸時代にも飢饉を救った、近代になってもカッケ対策として麦の栄養価で救った実績もある。その栄養を学問として確立し、「日本栄養士会」を設立し人類の健康保持に努めた先駆者は愛媛(西条)生まれで、「佐伯ただす」博士であり、栄養専門学校も設立し、栄養士を育てている。今この「日本栄養士会」(現中村ていじ会長)では、災害など非常時の給食として、麦入りの給食を推奨している。この動きと協調しながら愛媛の麦の生産と活用への発展につなげるべきと思う次第だ。
posted by 明比昭治 at 13:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月06日

「市ノ川鉱山の日」を創ろう。

市ノ川鉱山ってご存じですか?愛媛県西条市にある、嘗ては国内最大級と言われた高品質の輝安鉱(アンチモン)を採掘していた鉱山で、文武天皇に(698年)白目が献上されたと『続日本書紀』に記されている説があり、日本最古の鉱山の一つ」と言われ、江戸時代にも採掘されたいたが、明治時代に入り、戦争の砲弾にも使われ、需要が拡大し世界最大の産出量を誇った鉱山で、何千人もが採掘工として働いていた歴史があったが、昭和32年に需要の低迷から閉山された鉱山である。
ここで産出された輝安鉱は他に比べて大きく、日本刀のような美しい結晶であることから、ロンドンの大英博物館・アメリカワシントンDCのスミソニアン博物館をはじめ世界各国の博物館や、大学展示されており、世界一有名な美しい結晶と崇められています。
ただ、閉山後は坑道入り口も閉鎖され、管理の手もかけられなくなっているため、市民の中でさえこれらの歴史や何の鉱山かさえ記憶が遠くなってきているともいえる現状だが、西条高校生が輝安鉱の美しさにも魅せられ、歴史や社会経済での評価を自分たちで取り組めることで、研究しようと取り組んでおり、「市ノ川鉱山の日」を設け、西条市にある世界一を後世に残すことを目的にし、さらに市民や皆で郷土の遺産に磨きをかけ、オリジナルな輝安鉱入りボールペンや商品(グッズ)開発にも取り組み、郷土の遺産(資産)を生かして行こうと取り組んでいます。
2025年5月6日市ノ川にある現地の公民館での資料館も今年で閉鎖されようとしているが、歴史遺産の消滅も危惧して「市ノ川鉱山の日」を設け歴史遺産の継承につなげようと、現地での学習会が開催され、武丈公園から約3KMの生憎雨模様にもかかわらず徒歩で参加され、私も含めて80余人が集われました。現地の資料館は公民館との併設であるが、地域住民がもう2・3戸の状況で公民館も閉鎖やむなしの状況で、これから現地の施設管理の在り方について「市ノ川鉱山の未来を考える会」なども問題意識の提言もあるようだが、市民(国民)みんなの理解と協力が求められています。その上何より地権者・管理者の理解と協力が大切です。
posted by 明比昭治 at 15:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月05日

こどもの日の所感

総務省から15歳未満の子供の推計人口(4月1日現在)が、前年度よりも35万人少なくなり、1366万人で44年連続減少が続いていると発表された。比較可能な1950年(昭和25年)以降で最小となっている。日本の総人口1億2340万人の11.1%であるが、51年連続で過去最低となっている。男女別では男子が699万人、序詞が666万人だが、年齢の傾向でみると年齢が下がるごとに少なくなっており、人口減少は一層進むと言える。
人口4000万人以上の世界37か国で子供の総人口に占める割合を見てみると、日本の11・1%は、韓国の10・6%に次いで低く、アメリカの17.3%、イギリスの17.2%など他の主要国とひかくして、深刻な少子化の状況となっており、人口構成バランスの悪化は将来の国力の維持に大きな影を落としている。
将来を見ず今のことばかりで考えてはならない。子供たちに元気を出させることをみんなで考えよう。
posted by 明比昭治 at 09:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする