2021年01月15日

藪入りってご存じですか?

その昔、正月とお盆に住み込みの奉公人が、正月と夏のお盆にお休みをもらって、実家へ帰り先祖のお墓参りをする習わしの事で、田舎(藪深い所)へ帰って行く様子が語源のようだ。
いまではそんな風習は殆どなくなっているようだが、私の若いころは(50年前)少しだけ残っていたようだった。暦も旧暦ではなくて新暦が当たり前に使われていたから、会社の休みも当然日曜日が中心に考えられる生活スタイルにもなっていた。だから殆ど正月の15・16日に休みとしている会社はほとんど聞かなかった。夏にはお盆休みが夏休みと重ねているので、休業にはなっていたが。
そんな中でも藪入りで会社が休みになって御先祖さんのお墓参りが習わしのように扱われているのは、土木業界で多少残っているようであったから、藪入りという言葉やその意味が理解できたのだった。
しかし、日常の生活の中では、会社は休みではないが正月の16日と、お盆の16日はお墓参りはすべきもので、併せて檀家寺にお布施を届け、そのあとで一族の親族の仏前にも相互にお参りに回る、その習わしは今も残っているが、それも最近はだんだんと薄れてきているようだ。
叔父・叔母・いとこなど親戚の付き合いもだんだんと薄れてきているような気がする。社会の基本的成り立ちを大切にしよう。
posted by 明比昭治 at 10:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする