昨年末から流行が始まり、年始から重症化への傾向は低いようだが感染力の強い「オミクロン株」が流行し第6波としてこれまでにない感染拡大が、若い人を中心に進み、まん延防止や再度の緊急事態宣言を講じてきたのであるが、年度末に向かってやや減少傾向に転じたかなと思うのもつかの間、春休みや花見シーズンとなり人の足も軽くなったところで4月に入ってまた感染拡大の傾向に転じる兆しだ。
「BA.1」より3倍以上感染力の強い「BA.2」置き換わりが進んでいると言われ、更にヨーロッパなどで新しい変異株にも進化が世界的にも進んでいるそうだ。症状が軽いので感染の自覚があまりないうちに感染を広めているいるのではないだろうか。10歳以下の幼児やこどもはどうしても動き回るので友達や家族との接触も多く拡散させてしまうのだろう。
高齢者の感染者が少ないのはやはり「ワクチン接種」の効果だろう。若い人も子供たちも早く「ワクチン接種」を進めてほしい。拒否反応も一部あるようだが万分の一のことのようだし対処方法もあることだ。心配はあることだが全てを否定するのは如何なものか。公衆の安全への理解も重要視してほしいものだ。
中国では完全に都市封鎖(ロックダウン)を徹底して、検査やワクチンの接種を進めているようだが、あそこまでの強制は考え物だが気持ちは習うべきことかもしれない
。ロシアのウクライナへの戦争の暴挙とその対策も大きな問題として、いま社会は2重苦の問題を抱え、経済活動が混乱している。長引けば長引くほど、マイナスのスパイラルが起き、一層社会混乱が起こるだろう。早期収束のためにみんなの覚悟と理解・協力が必要だ。