さて先ごろ行われた参議院議員の選挙であったが、候補者の政策や人柄を有権者に広報するために、政見放送が選挙制度の中で扱われているのであるが、公共の電波を使って流すにふさわしくないパフォーマンスで構成されたものが色々見られたが、国民を代表し国家の運営を掌るにはそれらしい品格が求められてしかるべきだろうと嘆かわしく、苦々しく感じているところだ。
大道芸のパフォーマンスを披露する場ではないのだ。こんな選挙法を見直す必要がある。また、そんなパフォーマンスに載せられ投票する有権者の品格も問われんなければならない。子供たちがあらゆる機会に公共の福祉や公共の秩序の在り方も学んでいると思うが、大人の一般社会が壊してしまい社会の倫理観をなくする世相をつくることに大いなる反省が必要だ。
公費を使って選挙し、先に選挙で国会議員に当選したのに、そもそも詐欺罪で問われているので、国外の逃亡している議員がいるようだが、そんな議員に歳費が支払われるのだろう。ばかばかしい話だ。戦争状態にある国に渡航を禁止されているのに、それが活きある議員の勤めと見せたいのが、法を無視する国会議員がいるとも聞く。そもそも法を創り社会秩序を正すための役目を果たす国会議員が、法を無視するなど国会議員の資格がない。即刻辞めさせる法を整備すべきと訴えたい。いったん決まれば身分が保証されることばかり優先させてはならない。