全国的にもコロナ感染から控えていた、各種お祭り行事だが、日本社会の伝統行事の在り方即ち日常生活文化まで失われないかとの危惧もあり、全国の各地でも3年ぶりの開催を取り組まれているが、地方の秋祭りとして「豪華絢爛」と評価もされてきた西条市の「伊曾乃神社」秋の例大祭が、先の2年は1日開催で「御神輿」が地域を回るという神事を中心に行ってきたのであるが、今年はこれまで伝統的に実施してきた、10月15日、16日の2日間にわたる祭礼行事を実施することに決定し、行政機関とも調整、最大の賑わいである「だんじり・みこし」の奉納運行もコロナ感染対策を徹底して自衛手段のガイドラインを示し、運行責任体制も明確にしたうえで、奉納願い手続きを行い参加するという説明会も行い、最も大切な地域社会の住民連帯の意義が培われる(薄れかかったものを取り戻す)行事であり、平穏や五穀豊穣への感謝の気持ちを培う機会として日常の日本社会の風土を大切に守りたいものです。
今年は土・日曜日ともなっており、市外で生活している学生や青年社会人も帰省して「かき夫」となって屋台運行の戦力となられると思われるが、くれぐれも「コロナ持ち込みや感染拡大」に繋がることの無いよう、事前にチェックを行い禍根を残さず、誰もが楽しめる機会となり、お互いの連帯感が再確認できる姿が残る祭りとなるよう期待したい。アフターコロナ・ウイズコロナの取り組みとして新しい取り組み方も生まれて欲しい。
現在第7波も収束傾向の中にあるので、この計画で進められるが、最悪コロナの拡大や状況変化があれば10月8日に実施要領の検討もありうるとしているところだが、一層の収束・相互注意とお互いの尊重で規律ある楽しい祭と、社会安定結束の成果を期待したい。