新型コロナ騒動の渦中で、酒を飲んで大声を出したり密になってのかき夫の行動が規制され、2年前から地方の氏神さまのお祭りも神事のみで縮小した実施状況であったが、ようやくコロナ感染もワクチン接種の効果もあったか、ウイルスが弱毒化したのか、やっと鎮静化の兆しとなっているのだが、今年は地方文化としての祭礼行事も伝統の継承が心配され、5月の京都祇園祭に始まり、各地で少しずつ感染防止の配慮をしながら実施されるようになっている。
伊予路でも賑やかな秋祭りが、松山から始まり東予方面へと次々に祭りが行われる。西条では14日から18日と各神社でだんじり・みこし・太鼓台が出て行われる。その次は新居浜の太鼓祭りさらに次は三島川之江の太鼓台まつりが行われる。
かき夫が意気を合わせ担いだり差し上げたりの勇壮さが、担ぎ手にも見ている観客にも何とも言えないものがある。そうしてみんなが一体となって祭りに取り組む姿に感動があり、仲間意識のコミュニケーション能力が発揮され、社会の活力を生んでいるものだ。
したがって、是非感染防止には格別な配慮をしながらも、大いに盛り上がって感動体験に繋がって欲しいと私は、祭り文化の伝統をみんなで大切に取り組むよう呼び掛けたい。
国内外の社会情勢や状況は気が抜けない状況にあり、この難局を切り抜けるためにもみんなの心が繋がり対処する必要がある。厳しさを乗り越えるためには相互理解と協力がなければならない。他人事にしてはいけない。自分事として皆で取り組もう。
連日北朝鮮がミサイルを打っているが、国連がロシアの問題にしても機能しないようで、安全を保障される気配もない。何とする?