コロナ感染騒動で大規模集会が開催されず、成人式もこの2年は開催がされずじまいで、機会を失ったみんなには気の毒だったが、今年は各地で開催されたようだ。ところが民法の改正により成人年齢が18歳となったために、それによるならば成人式は満18歳になった人が対象になるべきところで、金銭消費の契約ができるとか、選挙権が出来たとか大人扱いが認められたのだが、学生も多く、やっぱり成人とは20歳とするのがなじみが良いようだ。
したがって、成人式というと馴染みが悪いので「20歳の集い」として式典を開催する自治体が殆んどとなったようだ。西条市でもその扱いで1月8日(日)大学生も冬休み中だと参加しやすいので、「20歳の集い」が開催された。
合併により市域が広くなったので、旧西条は『西条市総合文化会館』で、旧小松・丹原は「丹原文化会館」でと、午前午後開催された。
天候もよく多くの参加者があったが、対象人口も年々減りとうとう西条市では970人余となり、ピーク時の半分くらいに減ってしまった。
丹原会場では実行委員会の準備にもとずき、整然と粛々と互いに自覚有る粛々とした式典が開催されたが、旧西条では会場玄関の外壁に、20歳になり参加者の名前をかいた大きな(約10米四角)垂れ幕が駆けられ、会場内でもラッパを鳴らしたり、ヤジを飛ばしたりと、数人が賑やかなパフォ―マンスをやっていた。派手にアピールするのは良いとしても、会場内での悪ふざけは良くないね。大人として社会人としてのわきまえをするべきことはしっかり自覚して、他人に迷惑はかけないようにしましょう。楽しく有意義な機会となるように、参加者の一人一人がわきまえるのが大人なんでしょうね。周りの人への迷惑への自覚を呼びかけます。