ネット社会に進展は目まぐるしく進んでいる。大産業革命が起こっているともいえるのだろう。合理性を追求し無駄をなくし効率的な社会に発展させるために、今やなくてはならないツールであり社会の流れである。
しかし、一方で人間の心を蝕む利用の仕方も進んでおり、ネットで中傷いじめ、ネットで詐欺、犯罪も多発している。ネットで犯罪手段を組み、遠隔操作で現場を指示し、各地で強盗事件を起こしている事件を聞くにつけ、日本の治安の行方が恐ろしく思う。
ネットで有名人などのスキャンダルをでっち上げて中傷して売名を諮り、国会議員にまでなれる時代だが、国権の最高決議機関であり最高の良識の府に携わる人がそもそも国会議員であるべきものだが、議員になった人も許せないが、それを軽薄に投票して選んだ国民の行動にも民意の表し方の低次元化にあきれるばかりだ。こんな社会の有りようを次代を担う若い人たちに何と説明したら良いのだろう。
家庭で学校でみんなで話し合い社会の良識の有りようとそれを守るべき行動規範を、皆で考えよう。良識の有るマスコミが良識ある報道で、良識ある国民の民意を育てる役割を果たして欲しい。こんな義務や責任感もない人格の集団国家になってはならない。自由や民主主義を守るためには、自分の欲望の追求手段の主張をごり押ししてはなりません。偉そうには言えませんが、共存協調は当たり前の行動規範でしょう。