1ッ昨日から始まったオリンピックフランス大会。日本選手の活躍が期待される中でも日本発祥ののお家芸「柔道」で、多くのメダルが期待されているのだが、中でも注目の選手は阿部兄妹の「金」メダルだった。ところが女子2回戦で妹の「阿部詩」が現在世界ランキング1位のウズベキスタン出身の選手にまさかの切り返しに会って敗退した。まさに柔道も剣道も武道は一瞬が勝敗を分ける厳しい緊張の中での戦いだ。万全の練習や精神力を鍛えて「阿部詩」選手も臨んでいたと思うのだが、無情にもメダルに届かずに敗退となった。
試合後試合場舞台を降りた詩選手は、会場に響きわたる大きな声で泣き崩れ立てなかった。どれほど今日までの道のりが厳しかったことだろう彼女の悔しさを、会場にいる観客の皆さんも胸打たれ、激励と頑張れのエールとして「詩コール」と拍手が鳴りやまない光景が合り、テレビで観戦している私たちも涙誘われ、詩コールの拍手を贈った。まさしくこれがスポーツが引き起こす感動である。
そのあと行われた男子柔道の決勝戦ではしっかりと兄の「阿部一二三」選手を家族や同僚と共に、会場応援席から応援、兄の金メダル勝利を喜ぶ姿があった。これもまた爽やかな光景であった。熱い感動をありがとう「詩選手」「一二三選手」。
まだこのほかにも日本選手の感動の場面が紹介されることだろう。各選手の頑張る姿、限界を超えるチャレンジへの姿姿と結果「心・技・体」一体のスポーツの感動が、明日の私たちのエネルギーの活性化にもなる。