自民党は3年に一度の党の総裁選を9月に実施しているが、今回は岸田総裁が立候補しないということで、稀なる多数の候補者9名で総裁選挙を行っている。まだ他にも志を持つ人もいたが推薦人20人をつくることにも大変な苦労がいる。今回は政治活動費の捻出をめぐって、派閥によるパーティーによる資金集めと、更にはこの資金を裏金のように政治資金規正法にのっとり、選挙管理員会に収支報告を記載していないなど、派閥という団体と、個人の間での資金のやり取りが不明朗ことが指摘され、いわゆる派閥が解消されるということに追い込まれたため、個々の判断に姿勢が問われることになっているため、多くの候補者が立つことに繋がってもいるのだ。派閥の長老支配に姿が無くなり、志のある人が仲間と政策で組して立候補するという政治に対しての熱い思いを示す機会として、政界の浄化にも繋がるものと私は評価している。
自分の心情を示し賛同者を集めるには大変なことだろう。国会議員としてそは誰もがれぞれ自分の政治にかける政策や心情は特別な信念で取り組まれている自負を持った人の集団ななのだから、みんな候補者になれる力を持っている人の集団だから、その中でリーダーを目指すのは並大抵ではない魂が必要だろう。
今回は金やボスに支配力が及ばない、純粋な競いとして取り組まれていると思われ、これからの自民党も大いに変わってくるだろう。
一方他党のことではあるが、立憲民主党ではやはり経験者に支配をゆだねようとするような姿が見られるが、当選1回の女性が立候補しているのはせめてものことと評価したい。ここでは推薦人20人を集めるのは大変なようだが、わが選挙区の「白石洋一」さんは推薦人になってほしいと要請もされなかったのか?名前が見られないようだが・・。
このリーダーを選ぶことは日本のリーダー首相を選ぶことに繋がるものであり、候補者も世界の中で平和で豊かさを実感できる「日本国」を創るための見識と志を持った人を選びたい、そしてそれを支えて共に汗を流す見識と志を持った人で「政府」チームをしっかり創っていただきたい。