今日は「敬老の日」だがなんとなく寂しい。以前は高齢者と言えば「これまで社会に貢献して頑張ってくれご苦労様でした。」と敬老の日を国民の祝祭日として感謝や慰労の催しなども各地で開かれていたものだが、コロナ騒動で催しごとが制約されたことも助長したとも思われるが、各地区での集いが聞かれなくなった。
わが国では65歳以上の高齢者が、全人口の約30%も占めるようになり、都市部はともかく地方では40%以上を占める状況になっていると思われる。そんなに多くの人をお祝いするような場合じゃ無くなったのか?
一方まだまだ元気で働き本人たちも年寄り呼ばわりされたくないこともあるだろう。なんだかんだと仕事について頑張っている人たちもそのうちの10%以上はいるだろう。田舎の方では農業や漁業・林業をやめられなく頑張っている人が大勢だ。
何といっても元気なことが一番で、生きがいも求めて頑張ることも大切だ。この姿勢を世間でもっと評価してほしいとも思う。経済的にはこれまでの蓄えで生活を守る状況比率が高まっている。医療費の自己負担比率を3割の人を増やしてゆこう、年金をカットしてゆこうとこれまで頑張った年寄りをいじめるようなことは避けるべきであろう。一人住まいの老人も増えているが周りの人の声掛けが、元気づけのために大事だ。
100歳を超える人も増えているが、それそれに頑張って生きてこられ、いろいろな形で支えられて来たのだろう。このような長寿者に社会全体で敬意をもってお祝いすることも一層充実した扱いをされたいものと思う。かく言う私も76歳後期高齢者だ、祝ってくれ!
敬老の日は家族の日として家族集ってお祝いしよう。