令和6年11月2日(土)西条市で市政合併20周年の記念式典があり、図らずも私に県議会議員として自治と福祉の向上への功労が称えられ「感謝状」をいただいた。思い返せば愛媛県内70の市町村が、当時加戸知事の旗振りで、全国でも4番目の合併推進県で、今は12市8町になっている。
西条市も旧西条市・東予市・小松町・丹原町が合併約12万人の人口となったが、今はもう1万人余りの人口が減少もしている。
人口減少・高齢や一人住まいの増加・産業構造の変化など次々社会構造の変化への課題は、止まるところなくこれからも進むことだろう。
わたしも地方自治のためにと思いをもって27歳で西条市議会議員にさせて戴いて以来、50年ともなるが次々課題は留まることなく起き、いろいろ手立てを講じる渦中で働いてきたが、今後は財政力が厳しくなる中での施策作りが求められ、一層みんなの理解と協力なくては各種事業に破綻が起ること必定だろうと危惧をする。皆で勝手に挙げ足を取り、足を引っ張りあっていては破綻が一層早まるばかりだ。
みんなで暮らしを守るためには「民、信無くばたたず」お互いの信頼を支えに協力して、立て直しを図らねばならない。先の国政の選挙結果、安定政権の運用ができず、来年の参議院選にむけても、党利党略で国会が混乱し、国民の暮らし改善は難しいと想定危惧される。西条市長選挙のおいても、何かの批判論争に明け暮れすることなく、明日の活力を生むための方策と協力が培われる基になる選挙戦を戦ってほしい。11月10日が投票日の選挙戦だ。市民有権者も関心をもって候補者の思いを知り、投票に結ぼう。