市町合併から20年を迎えたが、愛媛県内各地で首長や議会議員の選挙が行われている。11月10日には新居浜市長選挙・西条市長選挙が行われた。
新居浜市長選挙は新人どうしの戦いで、前県議会議員の古川拓哉(46)さんが24,275票を獲得し初当選を果たした。前副市長の加藤龍彦(70)さんは18,330票で涙をのんだ。投票率は45.48%で一騎打ちの戦いではあったが低調だったようだ。
西条市長選挙は前回4年前は無投票で玉井敏久さんが再選されたのだが、今回は3人の立候補で元大学教授で医師の高橋敏明(66)さんが18,496票を獲得し、現職市長の玉井敏久(61)さんの17,109票、前県議会議員の黒川理恵子(62)さんの8955票を制し、初当選を果たされた。
両市ともに新人の当選で、市政に新しい風が吹きこめることができるか?市民の期待に応えるよう頑張ってほしい。
新居浜の古川さんは市議・県議の経験があるので一定の行政事務の内容は知識があるので、課題の把握と推進方法について一定の思いが早い機会に取り組まれることだろう。西条の高橋さんは人生経験から課題の把握は早い機会に飲み込み取り組まれることだろうと期待したい。
いずれも自分の思いも公約として選挙戦を通じ示されたものだが、これから具体的には役所の職員との調整を重ね実行案を創られ、さらに議会で議員の理解を得て実施できることになるので、その協議にも意を配して職務に取り組まれるようお願いしたい。そしてやはり大切なことは市民の協力によって、市民参加を後ろ盾として、市民生活の向上や夢を求められる行政体の推進を期待します。
一部選挙戦の中で誹謗中傷のフェイクニュースのようなものが流され、良識を汚されるようなことも見受けられ残念なことも残った。こんな人心をむしばみ汚すような卑劣な選挙運動は、厳に慎み無くしよう。お互いこんな街にするためこんなことに力を入れみんなで推進力となって、明日の街づくりに望みをかけて選挙に関わったことと思いますが、その熱を大切に生かし政策に生かし街をよくしましょう。戦いはノーサイドで!