2025年02月13日

合併20年市議会議員選挙候補者多数立候補の傾向あり。

今年は市町村広域合併から20年を経過した。愛媛県では全国的にも上位の4位となる市町村の合併推進率で、70の自治体が20になる大合併が進められた。あれから20年愛媛県の人口も150万人を超えていたものが、今や120万人を切る状況で、暴論のようで誤解されると困るが、まとめて消えたとみるなら西条・新居浜・四国中央市の東予に人がいなくなったがような状況だ。人口が減ればやはり経済活動も落ち込んでくる。生活水準の維持を図るための施策が大きな課題である。物事の効率的推進派IC環境の整備と推進ですべてが無くなったわけではない。これからも一層ネット環境の進展で地方にも分散し活力ある生活圏の確保もできるのだろう。
そんな大きな時代の流れがある中、これからの地方自治の在り方をみんなで考えなければならないが、各地で選挙があり首長・議員の選挙が行われている。市議会議員選挙だが、各地で定数を大きく上回る立候補があり、激しい選挙戦が展開されている。その選挙も最近はSNSなどインターネット情報発信を大いに取り込んで行われており、大きく選挙の状況・取り組みが変革している。
対面で生の声を通じて考えや、行動力を有権者に知ってもらって選挙戦の判断要因にするこれまでの選挙の有りようとは全く省力化されているように思えてならない。選挙戦の事前でもほんのわずかな時間で、候補者となる人の声が届く時間もない、大切な市民生活の環境整備への考えなど、生の声を聞き、支持する人を決める選挙であってほしが、選挙が告示されてからの時間だけでは、候補者の人柄など読み取れないのだが、パフォーマンス優先の選挙戦だ。
選挙区内の面積が何倍にも広くなり、ご近所さんの感覚がまったくなくなり、私も全く面識も活動状況も知らない候補者が、今回の西条市議会でも何人も立候補されている。定数28に38人の立候補者だが、みんなに聞いてもだれを選んでいいかわからない。投票に行く気が起らないと棄権の意見も多く聞く。有権者も候補者もやはり地域の身近な行政体の選挙は、顔も見え、声も聞こえるものであってと欲しいと思うのだが・・・・。私も選挙を何十回も取り組んできたのだが、今の選挙の在り方は私の心情にはそぐわないことだらけだ。
posted by 明比昭治 at 21:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする