市町村合併20年を経て、次の時代を築き担う市議会議員の選挙が2月16日投票で実施され、28人の議員が選出された。今回の選挙では38名の立候補があり、賑やかな選挙戦になるのかなと思いきや、やはりコロナ感染症で三蜜回避の影響が社会の有りようになったのか、集会で自分の思いを呼びかけることも見られず、各種団体の推薦で運動員が選挙事務所へも応援の呼びかけをする風景も従来からすれば、半減よりももっと静かな状況のようであった。半面最近はSNSの活用が主流となり、発信が主の情報発信手段となっているようだ。一方では批判中傷するような情報発信もあり人々の気持ちも複雑になり、関心がありそうだが共鳴応援行動にまで結びつかず、逆に野次馬的になって投票にはゆかないという直接参加の行動も益々少なくなり、最も身近な市議会議員選挙で50%を割り込む状況で、皆さんこれでよいのかと強く訴えたい。人口も減り地方の疲弊を何とかせにゃ!との声は強いがそれを何とかするのは他人事では益々地方は疲弊するだろう。
今回8人の新人が出て、市長も新人が努めることになり、新し感覚で意見を出し合い、新しい市政の方向性を大いに議論してほしい。