総務省から15歳未満の子供の推計人口(4月1日現在)が、前年度よりも35万人少なくなり、1366万人で44年連続減少が続いていると発表された。比較可能な1950年(昭和25年)以降で最小となっている。日本の総人口1億2340万人の11.1%であるが、51年連続で過去最低となっている。男女別では男子が699万人、序詞が666万人だが、年齢の傾向でみると年齢が下がるごとに少なくなっており、人口減少は一層進むと言える。
人口4000万人以上の世界37か国で子供の総人口に占める割合を見てみると、日本の11・1%は、韓国の10・6%に次いで低く、アメリカの17.3%、イギリスの17.2%など他の主要国とひかくして、深刻な少子化の状況となっており、人口構成バランスの悪化は将来の国力の維持に大きな影を落としている。
将来を見ず今のことばかりで考えてはならない。子供たちに元気を出させることをみんなで考えよう。